愛されるマスコットキャラクターは会社を助けます。


愛される、可愛らしいマスコットキャラクターができますと、会社名は覚えてもらえなくても、あの可愛いマスコットキャラクターのいる会社だねと、思い出してもらいやすくなりますし、親しみを持ってもらえます。親しみが持てると、その会社の取り扱っている商品ってどんなのだろうと関心が生まれます。自分が使えるような商品であれば、買ってみようかなと、購買意欲も生まれます。人気芸能人を広告に使うとなると、大変な費用が発生しますが、社内で作ったマスコットキャラクターや、クラウドソーシングで作ってもらったマスコットキャラクターならば、ほとんど費用が掛かりません。とても有益なものですから、考えてみる価値は大変あります。

世間によく知られているものとしては、天使が振り返るマークや、愛くるしい三頭身のカラスのマーク、口の周りを丸く、黒いひげでおおわれている、とぼけた感じのおじさんのマークをつけている製菓会社。店の前で、とても巨大ないでたちでお客さんをお迎えしているカニの店、等身大のピエロ人形が待っているハンバーグの店、外国人のおじさんの人形が立っているフライドチキンのお店があります。また、インスタントラーメンでは子豚や、鉢巻をした坊や、愛くるしいひよこといったキャラクターもいますし、食べ物以外でも、エアコンにビーバーのマークがついていたり、農作業の機械を双子の男の子が歌いながら宣伝していたりします。保険会社ではとぼけた感じのアヒルが使われていますし、携帯電話では犬やキノコが有名で、すぐわかります。また、ビールでは七福神の一人を起用しているところもあります。キラキラのイルミネーションを背負ってゴールしている、陸上選手のマークもあります。

こんな風に愛されるマスコットキャラクターがあることで、商品のことは知られなくても親しんでもらえ、そこから自社の商品の売りあげを伸ばすことが出来ます。イベントを行っても、目につきやすいのが特徴です。また、キャラクターは独り立ちをして、そのものでも価値がつき、様々なグッズを作り、自社の商品と共に販促品としてお客様にプレゼントも出来ますし、それ単独ででも、売ることが出来る場合があります。有名で可愛らしいキャラクターのついた文房具やTシャツ類は、若い人を中心として大変喜ばれます。

まだ、考案されていないところは是非考えてみましょう。そこから思いがけない活路が見いだされるかもしれません。