可愛いらしいキャラクターを活用することで身近に感じられる

近年、多くの企業がマスコットキャラクターを作成し、CMやホームページなどで企業PRをしています。
こうした動きは、大手企業はもちろんですが中小企業でもマスコットキャラクターを活用しているところも多くなっていています。
CMなどにマスコットキャラクターが出ている場合には、キャラの名前を知らなくても、多くの人の印象には残りやすくなるので知名度アップにも貢献しています。
マスコットキャラクターのデザインは色々なものがありますよね。
中でも可愛らしいキャラクターというのは、多くの人から親しまれる傾向にあります。
明治安田生命の医療費リンクシリーズという保険をPRするために作られた「うさりん」というキャラクターは、可愛い企業キャラクターの人気ランキングでも上位に入るほどのかわいらしさがあります。
うさりんは、企業のイメージカラーで使用されているオレンジと緑の2色が使われていて、片方の耳だけが緑色で、体ともう一方の耳はオレンジとなっています。
表情も愛くるしく、キャラクター設定も特徴的です。
うさりんの好物は、にんじんの葉っぱで、特技は耳を伸び縮みさせることができることとなっています。
保険の宣伝ということで、うさりんのような可愛らしいキャラクターを活用すことで、不安な気持ちを和ませる効果もあるのではないでしょうか。
このように、可愛いらしいキャラクターを活用することで、企業や商品、サービスを身近なものに感じさせることができます。
そういったことを考えながら企業キャラクターを見てみると、新しい発見があるかもしれませんね。

可愛いキャラクターを活用する目的は?

可愛いキャラクターを企業ロゴとして活用してしている企業は数多くあります。
企業が可愛いキャラクターを活用するのかというと、キャラクターによる認知度を高める目的があります。
どんなにいい商品やサービスを作り出したとしても、顧客や消費者にその存在を知ってもらわなければ、商品が売れるはずはありませんよね。
また、商品を知っていたとしても、類似した商品は数多くあり、競争に勝つためには数多くある商品の中から自社の商品を選んでもらう必要があるのです。
例えば、似たような品質・性能の商品がいくつか並んでいた場合、商品に自分が知っているキャラクターがついていたらどうですか?
何もついていないよりは、ついていた方を選ぶ人の方が多いと思います。
このように、キャラクター一つで、商品の価値も上げることができますし、知名度もグッと上がることでしょう。
キャラクターマーケティングは非価格競争と言われていますが、キャラクターを活用することによって顧客の購買意欲をあげることができるのです。
それに、近年はSNSによって顧客や消費者同士でコミュニケーションをとっていることもあり、キャラクターの付いた画像がアップされて拡散されれば、それだけでもキュアらクターの知名度が上がります。
キューピーちゃんや福助などのように、長年にわたって愛されるようになればキャラクターをみただけでどこの企業の商品であり信用できるかどうかも判断することができます。
企業で使用するキャラクターは、知名度はもちろん企業の信用の証としての役割も果たしているのです。

江戸時代にもゆるキャラがいた!?

ゆるキャラというと、ひこにゃんやレルヒさんなどのようにユニークで独特な雰囲気を持つキャラクターで、町おこしやキャンペーンなどの場で活躍しています。
中には、メロン熊やなななどちょっとイレギュラーなゆるキャラもいますが、総じてコモカワイイ系のデザインとなっています。
そんなゆるキャラは、実は江戸時代にも存在していたというのです!
今回は、江戸時代に存在していたというゆるキャラについて見ていきましょう。
江戸時代に存在していたというゆるキャラは、富山の薬売りが「近いうちに悪い病気が流行するけれど、この絵を飾っておけばその病気にならずに済む」と触れまわったことがきっかけで広まったと言います。
『悪病除けの人獣絵』と題されたその絵は、人の顔をしている不思議な動物をかいたものですが、どことなくゆるキャラのような風貌をしているのです。
うつろな目や大きな鼻が描かれた人の顔はかなりリアルですが、体はまるでぬいぐるみのように適当なものとなっています。
この時代は、化学的な知識に基づいた治療法がなかったため、魔除けの絵を飾って病気にならないように祈るという方法をとるケースが多く見受けられました。
魔除けには白澤や件のような人面牛身の瑞獣をモチーフにしたものが多く、富山の薬売りが広めたこの絵もそれと同じようなものだと考えられます。
この他にも、縁起の良い化け物を描いているのにどこか微妙な雰囲気でゆるキャラのようになっているアマエビの妖怪などもあります。

萌えキャラを活用している企業

PRを行うためにキャラクターを活用している企業が数多くあります。
ゆるキャラ風のキャラクターを採用する企業もあれば、萌えキャラをあえて活用して注目を集める企業など様々です。
今回は、萌えキャラを活用している企業を紹介していきましょう。
雪印メグミルクは、2013年に雪印コーヒーの誕生50周年を迎えた記念に「ゆきこたん」という萌えキャラを制作しました。
4月にゆきこたんプロジェクトがスタートし、雪印コーヒーを擬人化したキャラクターを募集し、6千件以上の応募がありました。
その中から6作品が選ばれ、コーヒーのパッケージに採用するなど萌えキャラを活かした商品を発売したのです
その後は、ゆきこたんのキャラクターが実写化され週刊誌とタイアップしたりコミケに積極的に参加したり、ゆきこたんフィギュアの制作など多くの場で活躍していました。
また、ノベライズゲームなどもネット上で配信されるなど、人気者でもありました。
ゆきこたんプロジェクトがスタートして、コミケへの参加など積極的に活動することで、雪印コーヒーの売り上げも1~2割ほどアップしたと言います。
他にも、本格模型ジオラマの会社が萌えキャラを活かした活動を行っています。
26ある鉄道事業とゲスト事業者として迎えられた3社が31キャラクターを活用して鉄道のPR活動を行っています。
鉄道に関わる職業ごとに萌えキャラを設定することで、仕事内容などに興味をもってもらいやすくする狙いも感じられます。
萌えキャラを活用することで、SNSでの情報発信やコンテンツの制作もスムーズに行うことができ、他社との差別化にもなることから注目が集まっています。

令和のカワイイキャラクターを探せ!

キティちゃんなど数々のファンシーキャラクターを生み出してきたサンリオでは、総投票数が480万票を上回るという毎年恒例のサンリオキャラクター大賞を今年も開催されました。
また、今年は年号が変わったこともあり、「令和のカワイイを探せ!」をテーマに掲げての投票となりました。
投票期間は5月27日まででしたが、投票期間中は、各キャラクターたちが公式ツイッターでかわいいつぶやきをしてアピールしていいて、個性が輝いていました。
気になる人はチェックしてみるのも良いでしょう。
また、全国各地でサンリキャラクターが登場するグリーティングイベントも開催されました。
一緒に写真を撮ったりハグをできたりする交流イベントで、サンリオファンにとってはたまらないイベントとなったでしょう。
結果発表は6月4日にサンリオピューロランドにて行われました。
1位に輝いたのは、やっぱり一番の人気者であるハローキティーで、2位はシナモロール、3位にポムポムプリン、4位にマイメロディという結果でした。
サンリオには数多くのキャラクターがいて、80位まで順位が発表されています。
皆さんのお気に入りのキャラクターは何位だったでしょうか。
このサンリオキャラクター大賞は、総合順位だけではなく、海外順位やコラボ部門の順位も合わせて発表されているのでチェックしてみてください。
今後は、上位入賞したキャラクターとのコラボスイーツなども発売されるのでこちらも楽しみですね。

お菓子のキャラクター

みなさんこんにちは。
最近職場に来た親子連れのちびちゃんが、お母さんに
「ねー!帰りに小梅買ってー!小梅買って‐!」と駄々をこねていました。とてもかわいらしい姿にほっこりしたのですがそのちびちゃんまだ34歳くらい、、、
あの歳で小梅の美味しさわかるの凄いなー、と思いながら横耳で話を聞いているとどうやらパッケージに書いてある女の子の絵が好きだそうで中身はほとんど食べないみたいでした。いつもお母さんが代わりに食べているそうで、「もうお母さん小梅飽きたよー泣」と悲しく嘆いていらっしゃいました笑
やはりお菓子のキャラクターはお子さんがお菓子を買う一番の理由になりえるんだなあと感じた出来事でした。
お菓子のマスコットキャラクターって私たちの世代では、ガリガリ君、カール、ペコちゃん、コアラのマーチとかが一番に思いつきますね。
夏の暑い日になるとガリガリ君の坊主頭が頭に浮かび、一回頭に浮かぶともう食べるまで頭から離れないんですよねー
ペコちゃんも思いで深い。皆さんも一度は不二家の店頭のペコちゃんの頭を揺らしたことはあるはずです。
コアラのマーチはコアラの中に眉毛があるのがいて、見つけると幸せになれると聞いて息巻いて探したものです。私が子供の頃一番買ったお菓子じゃないかなあ。
お菓子を沢山買ってもらうには、味が美味しいのはもちろんですが、幅広く親しみやすいようにキャラクターを作るのが一番いいんですよね。もう到底子供とは言えない私ですら子供の頃に見たあのキャラクター達のCMなど頭にしっかりと焼きついてますし。
このブログを書く時に少し調べたらお菓子のキャラクターって沢山いて全部懐かしかったです。皆さんも一度調べてみて下さい。きっと童心に帰れますので。
先述したように私が子供の頃一番買ったのはロッテのコアラのマーチと書きましたが、そのロッテも今大変ですね。次男の重光昭夫氏が有罪判決を言い渡されたのに日本の経営に復帰したりとか、韓国で問題になっている性接待についてもなにか関与しているそう。酷い話ですよ。子供に夢を与えるはずでしょ?お菓子は。気になった方は一度調べてみて下さい。彼らにはコアラのマーチで眉毛付きのコアラでも見つけてほしいもんです。
もし見つかったら皆幸せになれるかもしれないし。

キャラクターの起用によって身近な存在に

企業のキャラクターに関しては、企業のPRのために様々な場所で活躍しています。
インターネットの普及によって、企業キャラクターの活躍の場も増えてきています。
以前はテレビや雑誌、商品の宣伝チラシなどが主流でしたが、現在では、ソーシャルメディア上でもその存在価値を高めています。
最近では、企業のアイコン画像にキャラクターを使用していたり、キャラクター自信がSNSを行っていたりと、知名度のあるキャラクターであれば、すぐに認識してもらうことができるというメリットもあります。
チキンラーメンのキャラクターであるひよこちゃんは、チキンラーメンの公式Facebookに登場しています。
ページ内では様々な情報を発信すると共に、ひよこちゃんグッズの紹介もしていて企業のPRをしっかりと行っています。
また、タウンワークの人気キャラクターであるジョブーブも。Facebookにおいて公式ファンページを持っています。
文章も語尾に「ブ」をつけることで、親しみやすさも感じられます。
他にも、伊藤ハムルコックゴルフ(le coq golf)、BabyGooseなどの企業も自社のキャラクターを活用したFacebookを展開しています。
キャラクターを活用することで、堅苦しいイメージを無くすことができ、気軽にサイトを訪れることができるようになるのです。
皆さんも、企業キャラクターと先に出会い企業に興味を持った経験もあるのではないでしょうか。
世の中には、多くの企業キャラクターがいて、コミュニケーション能力も高いのが特徴です。
気軽にコミュニケーションをとってみてはいかがですか。